6号届きました(それとムーミンコミックについて)
今回はムーミンママのフィギュアつき。
ハウスの主な製作箇所は1階の内壁です。
壁の骨組みは、噛み合わせにボンドを塗ってはめていくだけでキレイに組みあがるようになっています。
まだ今のところ作業難易度は低めですが、こうして骨組みを組むと「本格的なドールハウスを作ってるんだな〜」と実感しますね。ほんと楽しいです。
写真右端の黒いのは調理ストーブの土台です。こちらも完成が楽しみですね。
ムーミンママのフィギュアは、何をしてるところかよくわかりません。手に持ってる袋は植物の種でしょうか。
このおおらかな笑顔もかわいいですけど、個人的にはムーミンママは困り顔かすまし顔のほうが好みです。
ムーミンママって、パパやムーミンたちの暴挙に振り回されて困惑したりしてることが多いじゃないですか。完全にコミック版のイメージですけど。
ムーミンパパのきまぐれな転職や引越しや冒険につきあわされたり
様々なトラブルを解決したり。
ムーミンコミックは小説よりも風刺がきいたストーリーが多いので、キャラたちがやたら世論に流されやすかったり守銭奴だったり犯罪者だったりします。
そんな中で、ムーミンママが周囲に振り回されながらも自分をしっかり持っているところはとっても素敵です。まさに理想のおかあさん。
そうそう、ママ以外の女性キャラはコミック版では特にひどい性格になってるんですよ。スノークのお嬢さんやミムラは「バカな女の子の腹たつ部分」をぎゅっと凝縮したようなキャラで、毎回のように新しい男性に恋してます。まじめな男の人にはすぐ飽きて「たいくつ…」とか言うくせに、犯罪者には「ワイルド!すてき!私をさらって!」なんてメロメロになりますしね。
読んでる側からするとそこが愛らしくもあるんですけど、身近にいたら本当にムカつくだろうなあ…。そう思うのは私だけでしょうか?
まあ、そういったおおげさなほどの人間味が感じられるところがコミック版の魅力なんですよね。
私はムーミンは小説から入ったクチですが、小説もコミックも大好きです。ピリッとスパイスのきいた皮肉な名言の数々は、コミック版ならではですね。
もともと新聞連載だったコミック版は小説の温かい世界観とはだいぶ違うので、お子様よりも大人の方におすすめですよ。