77号と78号組み立てました
今回は初めて粘土を使う工程がありました!
楽しかった〜
77号のキャラクター特集は、プリマドンナの馬(ムーミンコミックに登場)。
名前もない一回限りのキャラクターなんですが、彼女の残した名言が有名です。
「初恋と最後の恋のちがいを、ご存じ?
初恋は、これが最後の恋だと思うし、
最後の恋は、これこそ初恋だと思うもの」
いや〜すてきですね。
若い頃の恋は、とかく大げさに捉えがち。
簡単に夢中になって、それが全てだと思ってしまいます。
いつか真実の恋(=最後の恋)をした時には、
今までの恋は恋じゃなかったんだと気付く。
哲学的な台詞の多いムーミン作品の中でも、特にロマンチックな名言です。
実は私は、この言葉をツイッターで知ったのがきっかけでコミックスにも興味が出て、結局全巻買ってしまったんですよね。
ちなみに上記の台詞を言われたムーミントロールの返事は「うるさいな!」でした。若い男の子にはこの良さはわからないのか…
さて、今回は壁面の骨組みを完成させて、窓とパンを作ります。
まずは壁の骨組みから。以前作ったものと手順は全く同じです。
2階と3階を組み立てて
前回作った1階とドッキング。
これで、取り外しできない分の壁が2枚とも形になりました。
各階の床や天井がしなってきているので、早く壁を固定してしまいたいなあ。
いつになったら全体を固定できるんでしょう。
続いて窓の制作です。
玄関横の窓なので、前回まで作っていた窓より一回り小さめ。
枠板をしならせて接着しなければいけないのですが、幅が短いと抵抗が大きくなかなか湾曲してくれません。大変でした…
そしてパンの制作。77号にして初粘土です!
テキストでは平らにのばした粘土をカッターで切ることになっていましたが、めんどくさそうだったので型を作ってくりぬきました。
クリアファイルを切ってまるめてセロテープで留めれば丸い型の完成です。ストローを真ん中の穴のくりぬきに使い、ドーナツのような形のフィンランドのライ麦パン「ハパンレイパ」を作りましょう。
残ったクリアファイルは、粘土板代わりに下に敷いてます。
着色は、絵の具を粘土に練り込んで、馴染むまでしつこくしつこく練ります。
小さい頃、よくこの方法で紙粘土を着色して遊んでました。
当時は絵の具ではなく油性ペンでしたが、練ってると手がめちゃくちゃ汚れるんですよね。懐かしいなあ。
この方法だと簡単に色がつけられるので、うす黄色の粘土を赤い粘土でくるんでリンゴを作ったりして、ハサミでまっぷたつにして断面を楽しんでました。
さて、いい感じの茶色になったらクリアファイルに挟んで平たく伸ばして、丸型でくりぬきます。中央をストローでくりぬいたら形が完成。
使い古しの歯ブラシで表面に凹凸をつけて、小麦粉代わりにベビーパウダーをまぶしたら「ハパンレイパ」の完成!
ちょっと粉っぽすぎでしょうか?
写真だとなんだこれって感じですが、実物はかなりかわいいですよ。
「ハパンレイパ」で検索すると実物の写真が出てきますが、なかなか似ていると思います。
これを、棒とヒモと釘を使ってキッチンの天井にぶらさげたら完成です!
それから、コンロの上部にもヒモと釘を設置します。これは野菜などを吊す用のヒモだということです。フライパンなんか吊したら良い雰囲気になりそうですね。
ここまでで揃ったキッチン小物を並べてみたのですが……かわいすぎる。
いつまでも眺めていられるかわいさですね。
パンは12個作り、2個はぶらさげずに置く用としてとっておいてます。
別角度からの写真。
写真に写っているものはほぼ全て、「週間ムーミンハウス」と定期購読特典の小物セットに入っていたものです。棚上のジャムだけリーメントのものですね。
ああ、早くほかの部屋も全部かざりたてて置いておきたい…
完成が待ち遠しいです。